トコおス☆歴史の町所沢!

実は所沢は歴史の町でもあるんです。
縄文時代からずっと、人が生活していた遺跡や遺稿などがたくさん見つかっています。
(だから、物件を新築する時などは場所によっては発掘調査が必要だったりします。
だいたいは見つからないのですが、時々見つかっちゃったりして、そうすると調査でしばらく新築が出来なかったり……なんてことも)

その中でも今回は、鎌倉時代の歴史にスポットを当ててご紹介。

鎌倉時代末期、幕府を倒すために新田義貞という武将が今の群馬県で兵を挙げました。
そして、そのままどんどん南下して鎌倉に攻め上り、幕府を打ち倒すわけです。

ところで、群馬で兵を挙げて、鎌倉へまっすぐ向かおうとすると……埼玉県を通ります。
そのルートこそ「鎌倉街道」。現在でも名前が残る有名な街道です。

南小学校の前にも記念碑が残っています

この鎌倉街道をどんどん南下して鎌倉へ攻め入ろうとする新田軍ですが、もちろん幕府も黙っていません。
当然、迎え撃つ為に軍勢を派遣します。

そこで、新田軍と幕府軍が激突したのがなんと、現在では住みやすい地域として人気の「小手指」周辺なのです!

現在、交差点の名前として「小手指ヶ原」という地名が残っていますが、ここが古戦場跡。

こちらが小手指ヶ原の交差点。
今となってはごく普通の平和な交差点です。


ちなみに小手指ヶ原の戦いでは新田軍が勝利してそのまま南下、再び分倍河原で幕府軍と激突……という展開をたどります。

地名以外にも、このあたりには「白旗塚」「勢揃橋」「将軍塚」など、新田氏ゆかりの史跡がたくさん残っています。
順番にご紹介していきたいと思っていますので、お楽しみに!